新築と築浅の違いは?賃貸のポイント
賃貸物件を探す際、「新築」「築浅」という言葉をよく見かけます。
建って間もないんだろうな、と想像はできますよね。
では、新築物件と築浅物件、具体的にどんな違いがあるか、ご存知でしょうか。
賃貸物件における新築・築浅①新築物件とは
「新築」の定義は、法律で定められています。
平成11年に定められた、住宅の品質確保の促進等に関する法律、略して品確法。
この第2条において、新築住宅とは、「新たに建設された住宅で、まだ人の居住の用に供したことのないもの(建設工事の完了の日から起算して1年を経過したものを除く)」とあります。
つまり、築1年以内、かつ誰も住んだことのない物件を指すのです。
築1年以内であっても、既に誰かが住んで退去した物件であれば、中古扱いとなります。
賃貸物件における新築・築浅②築浅物件とは
それでは、築浅とはどの程度新しい物件なのでしょうか。
実は、新築と違い、築年数が少ないことに対して、法律による規定はありません。
築何年までを築浅とするかは、不動産会社によって違い、3年とするところもあれば、5年、10年などもあります。
ウェブ上の賃貸物件検索では、築年数を3~5年、など選択して選べるので、ご自身やご家族の好みに合わせて、幅を持って選択できます。
賃貸物件における新築・築浅③メリットとデメリット
賃貸物件の新築と築浅、それぞれどんなメリットがあるのでしょうか。
新築のメリットはまず、誰も住んだことのない、内装も外装もすべて新しい賃貸物件を借りられるということでしょう。
お風呂やキッチン、クローゼットなどの設備もすべて新品ですし、最新式の設備が導入されていることも。
新しい物件ほど構造も強い傾向があり、壁や窓、サッシなどの断熱性能が高い物件だと、光熱費が抑えられるメリットがあります。
たんにピカピカなだけではない、住みやすさが得られます。
ただ、新築のデメリットは、やはり家賃です。
誰も入居したことがないという物件は人気ですから、家賃交渉ができる可能性も低いでしょう、
一方の築浅賃貸物件は、前の住人がいるとはいえ、設備や内装が新しく、住みやすい物件である可能性が高いです。
同等の条件・広さの新築賃貸と比べると、家賃が抑えられる傾向にもあります。
とはいっても、築年数が二桁を超えるような物件に比べると、築浅の賃貸物件はそれほど安くならない、というデメリットがあります。
さらに設備は使用に伴う経年劣化がありますから、故障するリスクが徐々に上がるのもデメリットと言えるでしょう。
まとめ
法律に規定された新築物件と、人によって基準の異なる築浅物件。
違いを踏まえたうえで、素敵なお部屋を探してくださいね。
私たちホームメイトFC米子西店では、多種多様な新築・築浅賃貸物件をご紹介しております。
お部屋探しでご不明な点などありましたら、お気軽にお問い合わせください。