国が推進する、子ども・子育て関連3法案に基づき、さまざまな自治体・地域が、子育て支援を行っています。
鳥取県米子市も、そのひとつ。
子育て世代に大規模なアンケートを行うなど、現実に即した支援になるよう議論を重ね、米子市子ども・子育て支援事業計画を策定しています。
米子市の子育て支援①支援事業計画の概要
米子市の策定した子ども子育て支援事業計画は、平成27年から31年までの5か年計画。
終了後は、年度ごとに行われる点検・評価を元に、5年ずつ新たに作成されます。
対象は概ね18歳程度までですが、特に幼児期の教育と保育、そして地域の子育て支援についての計画です。
具体的には、認定こども園の普及を図ること、そして新たな認定こども園、保育所等の設置を促進すること。
そして、単に場所を増やすだけでなく、質的改善も目的としており、待機児童の解消や、現代社会に求められる多様な価値観を学ぶ場としての機能です。
さらに、放課後児童クラブや園での一時預かり、延長に加え、妊婦健診などを拡充することで、子育て支援を進める計画がすすめられています。
米子市の子育て支援②事業計画に基づいた新制度
計画に基づき、米子市では平成27年から子ども・子育て支援新制度が実施されています。
新制度の元では、保護者からの申請によって、米子市が子どもを3つの区分のどれかに認定します。
まず1号認定は、子どもが満3歳以上で教育の利用を望む場合です。
利用先は、教育目的ですから、幼稚園、および認定こども園です。
2号認定は、同じく3歳以上で、保育を希望する場合です。
保護者がそれぞれ、月64時間以上の就労をしていること、妊娠・出産、疾病・障がい、親族の介護・看護、求職活動中など、日中家で面倒を見られないと証明する必要があります。
3号認定は、満3歳未満の、保育を必要とする子どもが対象で、こちらも保護者それぞれの証明が必要です。
こちらも2号認定同様、保育所、認定こども園の利用の他、小規模保育事業所が利用できます。
1号から3号の認定は、保護者が就労証明等の書類を提出し、市によって決められます。
なぜ1号、2号、3号と呼ぶかというと、これは子ども・子育て支援法19条第1号、第2号、第3号のそれぞれの条文に記載されているからです。
法律由来の用語なんですね。
米子市の子育て支援③放課後児童のための制度
保護者がみな就労などで日中家にいない児童のために、放課後児童クラブなどでサポートを行っています。
米子市が保護者向けに行ったニーズ調査では、現在利用しているよりも多い数の児童の利用が見込まれているため、民間施設などでの受け入れ拡大を中心に、対応していく方針です。
まとめ
平成31年度をもって、現在の5か年計画はいったん終了します。
また新たな5か年計画で、米子市としての子ども・子育て支援事業が継続し、進むことでしょう。
今後もより安心して住める街へと進化を遂げる、米子市の長期計画をご紹介しました。
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