賃貸物件を探しているとき、従来の鍵の代わりにテンキーロックが採用されている場合があります。
テンキーロックを居室に採用している賃貸は増えてきてはいますがまだそれほど多くはないため、認知度は高くないようです。
この記事では、テンキーロックはどのようなシステムなのか、またどんなメリットやデメリットがあるのかをご紹介します。
賃貸に採用されるテンキーロックってどんな鍵?
テンキーロックとは、電話のように0〜9までの数字が並んだロックシステムのことです。
一般的には4ケタから8ケタの数字を暗証番号に設定し、それを入力することで施錠と解錠をおこないます。
スマートフォンのパスコードのようなものと想像すると、わかりやすいかもしれません。
賃貸ではマンションなどのエントランスに使用されることが多かったのですが、近年居室にも採用されることが増えてきました。
それではテンキーロックを採用すると、どのようなメリットやデメリットがあるのでしょうか?
賃貸の鍵の代わりにテンキーロックを採用するメリットデメリットとは
テンキーロックを採用するもっとも大きなメリットは、物理的に持ち歩く鍵が不要になるため紛失や盗難の心配がなくなることでしょう。
鍵を紛失したり盗難にあったりした場合、複製されて家に侵入される危険がありますが、暗証番号ならその心配もいりません。
またオートロックやカードキーの物件だと、鍵を忘れて部屋を出てしまった場合は部屋に入れなくなりますが、テンキーロックだと締め出される心配も不要です。
一方テンキーロックは、もし自分が設定した番号を忘れてしまった場合には部屋に入れなくなるリスクがあります。
また暗証番号を何回か続けて打ち間違えてしまった場合にも、セキュリティロックがかかってしまい、解除されるまで一定時間待たなければなりません。
さらに暗証番号を打ち込むときに誰かにのぞき見られてしまったときには、番号がもれてしまう危険もあります。
エントランスなどで住民全員が同じ番号を共有しているような場合には、自分が注意していたとしても、ほかの住民から番号がもれてしまう可能性もあるでしょう。
まとめ
テンキーロックの賃貸は鍵の紛失の心配がないため防犯性が高く、住居のセキュリティが気になる方には特に人気です。
しかし、暗証番号を忘れたときの問題や番号が漏えいする心配などのデメリットもあるため、あらかじめメリットとデメリットの両方をしっかり把握しておくようにしましょう。
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