突然ですが皆さんは、ベランダが共有部分であることはご存じでしょうか?
専有部分だと思って、いろいろと物を置いていると何かあった時に逃げるのに時間がかかってしまいます。
今回は、賃貸物件に住まわれている方へ、共有部であるベランダの注意点や使い方をご紹介いたします!
賃貸物件にお住まいの方必見①共有部分であるベランダの注意点
まずは、ベランダを使用する際の注意点をご紹介いたしましょう。
ベランダは専有部分だと思っている方も多いかと思いますが、災害や火災などが発生した際の脱出手段として使われます。
ベランダに物を置きすぎていると、隣との移動に使われる「隔て板」が開けにくかったり、下に降りる際に使う階段を利用する際に時間がかかってしまいます。
ご自身もそうですが、周りの住民の命にも関わることなので、物の置きすぎには注意しましょう。
また、物の置きすぎで起こったトラブルではありませんが、過去にベランダでタバコを吸っていて、上階の住民に訴えられた事例があります。
確かにベランダでタバコを吸ってはならないという規約はありませんが、ベランダが共有部分である事や上階の住民の体調が悪化した事もあり、最終的に上階の住民の訴えが認められました。
賃貸物件にお住まいの方必見②共有部分であるベランダの使い方
次に共有部分である事をふまえた、ベランダの使い方をご紹介いたしましょう。
ベランダで洗濯物を干す以外にできる事といえば、ガーデニングでしょう。
先ほども記載したとおり、物を置きすぎるのはよくないので、脱出手段として使われる隔て板やはしごの邪魔にならない所でガーデニングを楽しみましょう。
また、水をあげる際、泥水が排水口に流れないように配慮するのもお忘れなく。
他にはベランダで椅子に座りながら景色を見てくつろぐのも人気ですが、その場合は折りたためるアウトドア用の椅子を使い、使う時以外はたたんでおいておくと、もしもの際に邪魔になりません。
ベランダの正しい使い方とは、何かあったときのための脱出手段の妨げにならない事なので、ベランダで何かしたい時には十分に注意しましょう。
まとめ
今回ベランダは専有部分ではなく、共有部分であることやベランダでの注意点、正しい使い方についてご紹介いたしました。
きちんとルールを守ることで気持ちの良い生活が送れるので、ベランダで洗濯物を干す以外に何かする時は意識してみると良いでしょう。
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