はじめて一人暮らしをする方に、賃貸物件でもできる防音対策をご紹介します。
簡単にできる防音対策や防音に役立つおすすめグッズもご紹介するので、ぜひ参考にしてください。
はじめての一人暮らし!吸音シートやカーテンなどを使った防音対策
はじめての一人暮らしでは、自分の生活音が周りにどれくらい響くのか不安になることもあるかと思います。
また、周りの音を自分の部屋に響かせないための防音対策もしておきたいところです。
賃貸物件では、隣室と面した壁や窓から生活音が響きやすくなります。
一部の賃貸物件では、隣室と面している壁に備え付け収納を設けることで音がダイレクトに伝わらないよう工夫しています。
収納スペースに詰め込まれた大量の衣類や本などがある程度音を吸収してくれるため、隣室と面している壁に本棚やチェストなどを置くのも有効です。
壁の防音対策としては、専用の吸音シートも効果的でしょう。
原状回復が必要な賃貸物件には、貼って剥がせるタイプの吸音シートが特におすすめです。
近年さまざまなデザインの吸音シートが登場しているため、選ぶのも楽しくなりそうです。
また、遮音カーテンや厚手のカーテンを使った窓の防音対策も効果的です。
窓の隙間を塞いでカーテンをきっちり閉めるだけで、自室の生活音や外からの音を遮断してくれます。
はじめての一人暮らしで床にできる防音対策!ラグマットやスリッパが効果的
2階以上の賃貸物件で一人暮らしをするなら、壁や窓とともに床の防音対策もしておくと安心です。
ラグマットや防振シートなどを床に敷くと、足音や家電の音などが下の階へ響きにくくなります。
特にフローリングの床は足音などが響きやすいため、マットなどを活用して音をやわらげましょう。
椅子を引いたりテーブルを動かしたりするときの音は、特に大きく響きがちです。
床全体にマットを引くのが難しい場合は、椅子やテーブルの下に小さいマットを敷くか脚に専用カバーをつけるとよいでしょう。
マットや脚カバーを使うことで、防音対策と床のキズ防止対策が同時にできます。
洗濯機やテレビ、充電式家電などの下に防振シートを敷くのも、よい防音対策になります。
防振シートはゴムやウレタンなどでできており、洗濯機の振動や家電類のモーター音などを効果的に防音できます。
さらに、適度なクッション性のあるスリッパを履くと足音が響きにくくなります。
最近では、防音に特化したスリッパも販売されているため、注目して選んでみましょう。
まとめ
壁や床が薄い賃貸物件でも、壁に沿って本棚やチェストを設置したり防音対策グッズを活用したりすることで生活音を響きにくくすることができます。
防音対策を万全にしておけば、近隣トラブルを防ぐとともにプライバシーを保ちやすくなります。
安心して一人暮らしをはじめるために、自分の部屋や予算に合わせて防音対策を進めましょう。