建築基準法で、居室の天井の高さは2.1m以上にしなければならない事をご存じでしょうか。
昔は基本的に畳などの床に座ることが多かったようですが、現代では椅子とテーブルを使用する家庭が多く、頭が天井に近くなっていきます。
そのため最近建てられたアパートなどの賃貸物件は、天井が2.5m程度の物件が多いです。
今回は、賃貸物件の天井が高いとどんなメリット・デメリットがあるのかをご紹介いたします!
賃貸物件の天井が高い事によるメリットとは?
①お部屋に開放感が生まれる
1つ目のメリットは、天井が高いことで開放感が生まれることではないでしょうか?
ベッドで横になった際に天井が高ければ、広く感じますし、ロフトでも圧迫感を感じなくなります。
②レイアウトがしやすい
天井が高いと背が高い家具を配置できますし、シャンデリアやシーリングファンを設置しても頭に当たる心配がないです。
おしゃれなインテリアを配置したい方には大きなメリットでしょう。
③収納範囲が広がる
背の高い家具はその分、上部に物をしまえるので、収納できる範囲が広がります。
あまり使わない物を上部、よく使う物を下部にしまっておくと良いでしょう。
④窓が大きいので部屋が明るい
天井が高くなる分窓も大きくなり、採光性も高くなる傾向にあります。
部屋が暗いと、日中でも電気を使ってしまうので、結果、光熱費が上がってしまう事もありますよね。
天井が高い事で、こういった点にもよい影響が出てきます。
賃貸物件の天井が高い事によるデメリット
①冷暖房効率が下がる
お部屋の天井が高くなるということは、お部屋全体が広くなるということなので、その分、冷暖房の効率が下がってしまいます。
また、先ほどお伝えしたとおり、天井が高くなるにつれて窓も大きくなりますが、それも冷暖房の効果を下げてしまう要因の1つです。
②電球が切れた際の交換作業が大変
天井が高いとライトの位置も高くなるので、交換の際に脚立が必要になることがあります。
場合によっては、脚立を使用しても届かない場所にあるので、内見時に確認しておきましょう。
③カーテンやブラインドにお金がかかる
窓が大きいので、既製品のカーテンやブラインドのサイズが合わないこともあります。
場合によっては、オーダーメイドしなければならないので費用もかかってしまいます。
まとめ
以上、賃貸物件の天井が高いとどんなメリット・デメリットがあるのかをご紹介いたしました。
自分のライフスタイルに合わせて、高い天井の賃貸物件にするか、通常の高さの賃貸物件にするのかを考えておきましょう。
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