賃貸物件を借りる際、勤務先への在籍確認などをおこなう不動産会社もあります。
これがもし、退職の意思を伝えた後、もしくはすでに退職済みの転職活動中だった場合、賃貸の契約にどのような影響があるのでしょうか。
今回は転職活動中に賃貸物件を探す際、審査に通るための条件や物件探しの注意点をご紹介します。
転職活動中に賃貸を借りるための審査条件とは
貸主が契約時にもっとも気にするのは「支払い能力があるかどうか」です。
家賃を滞納されたり、踏み倒されたりしないか、安定した収入があるのかを確認するために勤務先への在籍確認をおこなっています。
そのため、転職活動中でも状況によって下記のような違いが出てきます。
転職先が決まっている場合
転職先が決まっていて、就労開始日も確定している場合は問題なく契約できます。
この場合、在籍確認が省略されることがあるので事前に状況を伝えておきましょう。
代わりに、内定が確定していることを証明するための書類(内定通知書など)の提出が必要になる場合があります。
転職先が決まっていない場合
現在の勤務先に退職の意思を伝えて、かつ転職先が決まっていない場合は、契約が難しくなる可能性があります。
支払い能力がないと見なされ、審査に通りにくいからです。
しかし、退職の意思をまだ伝えていない場合は別です。
現在の勤め先を就労先として提出できるため、通常どおりの流れで契約できます。
転職とともに転居も考えている場合、退職の意思を伝える前に引越ししてしまうのもひとつの方法です。
転職先が決まっていないが、貯蓄がある場合
転職活動中でも、貯蓄があれば審査が通りやすいケースがあります。
最初に述べたとおり、貸主が重要視するのは「支払い能力」です。
次の勤務先が決まっていなくても、初期費用と数か月分の家賃を支払えるほどの蓄えがあれば、支払い能力ありと見なされるからです。
この場合、預金通帳のコピーなど、貯金状況がわかるものの提出を求められることがあります。
転職活動中に賃貸を借りる際の注意点をチェック
次に、転職活動中に賃貸を探す際の注意点についてご紹介します。
契約条件を確認する
物件によっては在籍確認が無かったり、連帯保証人不要で契約できたりするところもあります。
転職活動中でも関係なく契約できる物件はありますので、もし入居のタイミングを焦るような状況であれば、まずは条件を確認するところからスタートしましょう。
状況を素直に伝える
実はもっとも重要なことで、転職活動中であること、内定状況などを素直に伝えることが大切です。
活動中であることを隠したり、嘘をついたりしても、あとあと明るみに出ます。
大家さんに不信感を持たれてしまっては、不利になってしまうかもしれません。
誠意ある対応を見せることで、譲歩してくれる大家さんもいらっしゃるので、まずは包み隠さず現状を伝えましょう。
まとめ
以上、転職活動中に賃貸物件を借りる際の条件や注意点をご紹介しました。
転職活動中であっても、ポイントを押さえれば賃貸物件を借りられます。
賃貸も、最終的には人と人との関係です。
誠意ある姿勢で、物件探しにのぞみましょう。
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