これからローンを利用してマイホームを購入しようと思った場合、長い返済期間のうちに万が一のことが起きても大丈夫なように借入金額を決めることが大切です。
ただ、思いがけない事態によって返済が難しくなる可能性もゼロではありません。
こちらの記事では、住宅ローンの返済が滞ったらどうなるのか、対処方法はあるのか、具体的にお話ししていきましょう。
住宅ローンを滞納し続けるとどうなるのか解説
住宅ローンの返済ができなくなり、そのまま滞納し続けてしまったときに最初に届くのが、催告書という書類です。
滞納が6か月以上続くと期限の利益の損失を予告する通知が届くようになり、実際に期限の利益を喪失した場合はローンの一括返済をしなければなりません。
7か月に入ると、契約者の代わりに保証会社から金融機関へ一括返済をしたことを伝える代位弁済通知が届き、保証会社との交渉が始まります。
8か月、9か月と月日が過ぎるにつれて差押通知書、競売開始決定通知書などが次々と届き、13か月を過ぎる頃に競売の期間入札通知書によって競売にかかる日が伝えられます。
このタイミングではすでに任意売却は難しくなり、競売で売れた価格が残債を下回っていればその後も返済を続けなければなりません。
住宅ローンを滞納した際の対処方法
住宅ローンを滞納してしまい返すことができないと気付いたときにおこなう最初の対処方法は、金融機関に連絡をすることです。
滞納している期間や相談内容によっては、支払いを待ってもらえる可能性があります。
どうしても支払えないときには、現在利用しているものよりも金利が安く、借り換えができそうな住宅ローンを探してみます。
どちらの方法も不可能な場合にはリースバックや任意売却など、家の売却について検討しましょう。
住宅ローンを滞納してしまう前の対策のひとつローンの借り換え
ローンを滞納して競売にかけられるようなことを避けるためにも、早めに手段を講じることが大切です。
現在利用しているローンの返済条件が厳しいため払い続けていくことが難しいと思ったら、住宅ローンの借り換えという方法があります。
現在のローンを組んだ当初よりも金利が下がっているタイミングであれば、金利が低いローンに借り換えをできるかもしれません。
ただし、借り換えの際には再審査や手数料などの諸費用が必要な点に注意が必要です。
まとめ
今回は住宅ローンを滞納するとどうなるのかについてお話ししてきました。
滞納し続けると最後には競売にかけられてしまうため、返済が難しいと感じたら早めに金融機関に連絡をすることが大切です。
また、借り換えができそうな条件の良いローンがあるか、探してみるのもひとつの方法です。
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