30年、35年と長いつきあいとなる住宅ローン。
借り入れ当初に最善と思っていた住宅ローンの返済額も、長い人生の間には予定外の収入や支出があることも。
そこで今回は「具体的にどんな理由で住宅ローン返済額を変更しているの?」「返済額を変更するためにはどんな流れで手続きを行えばいいの?」といった疑問点を分かりやすくまとめてみました。
返済額を増やす?減らす?住宅ローンの返済方法を変更したい理由とは?
長い年月の間に生活や仕事の状況に変化が生じ、住宅ローンの返済額を増やしたいと考えたり、その逆に返済額を減らしたいと考えたりするときがくるかもしれません。
実際に多くの人が、以下のような理由で住宅ローンの増額や減額を希望しています。
<返済額を増額したいと考える理由>
●まとまった余裕金ができた
親からの相続や仕事の業績アップなど、思わぬ余裕金ができた場合、住宅ローンの返済額を増額することで将来の負担を減らすことができます。
●子どもの独立で生活に余裕ができた
子育てのための支出がなくなり、夫婦二人の暮らしとなって支出が減った場合、その余剰金を住宅ローンの返済に充てたいと考える人も多いようです。
<返済額を減額したいと考える理由>
●子どもの進学で一時的に支出が増えた
住宅ローン返済中に子どもが成長して、高校や大学へ進学する場合、一時的に支出が増えるため、住宅ローンの返済額の変更によって負担軽減を考える人も。
●給料やボーナスの支給額が減った
住宅ローン返済中に自分の経営する会社や勤務している会社の業績が悪化し、給料やボーナスの支給額が当初の予定より減ってしまった場合も、住宅ローンの返済が大きな負担となるため、減額を考える必要があります。
住宅ローンの返済方法を変更するときに押さえておきたい手続きの流れ
でも、すでに契約済みの住宅ローンを変更するにはどうしたらよいのでしょうか?
住宅ローン返済中に返済額を変更したい場合、例えばフラット35では以下のような流れとなります。
<返済中の金融機関に申し出・相談>
まずは融資を担当している金融機関に出向き、その旨申し出て相談します。
<返済方法を変更するために必要な申請書を提出>
金融機関で用意されている、住宅ローン返済額変更のための申請用紙に必要事項を記入し、金融機関ごとに定められた提出書類とともに提出します。
<審査結果の通知>
今後の返済に無理がないかどうかを審査した上で、承認の可否が通知されます。
<返済方法変更契約の締結>
住宅ローン返済額の変更が承認されれば、返済方法変更契約を締結します。
まとめ
住宅ローン返済額の変更は、基本的に利用中の金融機関にまず相談!ということですね。
住宅ローンの種類や金融機関によって、手続きや流れは多少異なる場合もあるので、実際に利用している金融機関に相談してみましょう。
まずは電話相談から、気軽に問い合わせてみるのもいいかもしれませんね。
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